2つ目は「快楽の追及」です。
「快楽の追及」とは、楽しいこと、嬉しいこと、などを指します。
例えば、
映画を見に行く、ドライブをする、旅行に出かける、など「自分がワクワクする」ことを
追求する行為ですね。
例えば、
アウトドアが趣味の人に、インドアの商品を売ろうとしても難しいです。
逆に、
インドアが趣味の人に、アウトドアの商品を売ろうとしても難しいですね。
ですから、購入者側の欲求と販売者側の欲求が合致して初めて商売は成立するのです。
つまり、購入者側の欲求と販売者側の欲求が合致しない限り商売は成立しないということです。
だったら、
まず購入者側がどんな欲求を持っているのかを把握することが最優先だと思うのです。
そのためには、顧客が、どのような不快を感じているのか、どのような快楽を求めたいと
思っているのか、それを把握することですね。
では、「不快の解消」と「快楽の追及」の度合いは、どちらが大きいのでしょうか。
この例を考えたらわかります。
あなたは、明日から楽しい旅行に行くことになっています。
もうワクワクの状態ですね。
ところが、今朝から急に歯が痛み出して、痛み止めを飲んでも治りません。
一日でも早く歯医者に行きたい気分です。
この場合、歯の痛みを我慢して旅行にいくか、
歯医者に行って応急処置をしてもらって旅行にいくか、の選択を強いられることになります。
大半の人が、まず歯の治療をして痛みをなくしてから旅行にいきたいと思うはずです。
でないと、楽しいはずの旅行も楽しめませんからね。
つまり、
不快の解消 > 快楽の追及
となるのです。
まとめると、次のようになります。
・人が物やサービスを買うには2種類ある。
・1つ目は、不快の解消
・2つ目は、快楽の追及
・不快の解消 > 快楽の追及 の度合いで判断する
あなたのビジネスにお役立てください。
では、またお会いしましょう。
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